香川県(うどん県)

香川県の名は県庁所在地である高松が香川郡に属することからきています。豊臣秀吉の四国征服後に讃岐の国主になったのは生駒親正で、黒田如水らの意見を聞いてここに築城。この城は海に浮かぶ水城で、JR高松の横に三層の着見櫓や石垣が残っています。

 

また、市内南部の紫し雲うん山ざんの麓には藩主の別邸だった栗りつ林りん公園があり、いわゆる日本三名園と並ぶものとして観光の中心になっています。屋島は源平合戦の古戦場。

 

東讃の中心が高松なら西讃は丸亀です。高松城を築いた生駒親正は、県西部の拠点として丸亀城も築城。城下から山頂まで60メートルもの急勾配の石垣が螺旋状に繋がり、その高さは日本最高です。小さな天守閣が残り、JR予讃線の車窓からもよく見えます。

 

善通寺は弘法大使空海の生誕の地であり、かつては師団が置かれていました。讃岐には空海の伝説が今でも数多く残っていますが、日本最大の溜池といわれる満濃池も空海が修築を指導したといわれています。雨が少ないこの地方では、溜池が多いのですが、なかには、ゴルフの練習所になっているものもあって、ちょっと軽めのボールでの打ちっ放しが香川県民に楽しまれています。

 

「金比羅船船」の歌で知られる琴平の金比羅さんは、785段もある石段が名物。全国あちこちにある競艇王笹川良一(故人)が老母を背負って石段を登る銅像はここでのエピソードをとったものです。

 

この金毘羅には、金丸座という江戸時代そのままの芝居小屋があって、1985年から恒例となった四月の四国こんぴら歌舞伎大芝居には有名歌舞伎役者も登場します。中村勘九郎に招待されて宮沢りえ親子が現れたなどといって話題になったこともあります。綾歌町のレオマワールドは、四国きっての充実したテーマパークとして高い人気を誇っています。

 

香川県民の県民性は堅実で教育熱心。野球が古くから盛んで、オールドファンには懐かしい三原脩おさむ氏、水原茂氏のライバルはここの出身。香川県には立派な中堅企業も多く、土木機械のタダノ、冷凍食品の加ト吉、婦人下着の通信販売のセシールなどがここに本社を置いています。